青森県教育庁 主催
あおもりの中学生・高校生による『大切なあなたへ薦める青春の一冊』
審査員賞
高校2年 多賀谷 このは 『うちのバッチャ(山田スイッチ)』
《作品》
この本は、青森に嫁いできた筆者のお義母さん「バッチャ」を中心に、家族の日常など津軽弁を交えて親しみやすく書かれ、「クスッ」と笑えるエッセイです。
バッチャはとてもパワフルであり発想などが斬新であるため、読み進めていくうちに私の祖父が、頭に浮かんできました。
祖父は声がとても大きく、同じことを何回も言う癖があります。
また、祖父と会話する際、津軽弁のなまりが強いため、何を言っているのかが正直わからず会話に困ってしまいます。
でも、祖父のパワフルさが会話で伝わり、方言っていいなと感じます。
この本は、そんな自分の祖父母と重なる部分があって共感しました。
老若男女問わず、気軽に読んでもらいたい一冊です。