高校生が自らの思いや考えを英語で発表する、国内屈指の「上智大学全国高校生英語弁論大会ジョン・ニッセル杯」の本選に、本校英語科2年の福澤伶奈さんが出場する。
全国から294名が参加した1次審査を通過した20名のファイナリストの一人に選ばれた。本校では同大会で全国大会へ出場できる事になったのは福澤さんが初。
“Breaking the Chains that Binds Us”をテーマに、今年10周年を迎えた同大会。全国大会は本来、高校生の憧れの舞台、上智大学のキャンパスでの開催であったはずだが、今年はコロナ対策のために初のビデオ審査となる。
今回のスピーチは、『友人の助言によって家族間の悩み・苦しみから解放され、家族に対する愛が芽生え、絆が深まった』という内容。「私たちにとって、突きつけられた現実を受け入れることは容易ではないが、それを乗り越えた先に幸せがあることを信じ、全国の学生に伝えたい」と語る。
福澤さんは幼い頃から英語に慣れ親しんできたが、スピーチコンテストに出場するのは今回が初めてで、「自分の思いや経験を多くの人と共有できる機会を与えられたことに感謝している。自分と同じような境遇で悩む人々に、勇気や希望を与えたい」と意気込んでいる。