2020年11月27日(金)
本校第一体育館において、能楽の芸術文化出前教室が行われました。
講師に青森謡曲・狂言の会、青森春耀会の皆様においでいただき、中学校全学年で日本の伝統文化である能楽のワークショップを行いました。
始めに「能楽」とは何かをパワーポイントを使って説明してもらいました。
能の歴史や、歌舞伎との違い、能の中で使われている和楽器の種類や並び方等を知りました。
次に能の映像を少し鑑賞し、続いて体験タイムです。
仕舞、太鼓、小鼓、能面の4つのグループに分かれてローテーションをしました。
仕舞は基本の動きをやってみました。
重心を落として頭の高さを変えずにすり足で歩いたり、扇の扱いを教わったりしました。
太鼓は構えや撥(ばち)の持ち方、何種類かの「太鼓の手」を実際に打ってみました。
小鼓は持ち方、打ち方、4種類の音の出し方、紐の握り方で音を変化させることなどを学びました。
能面はいろいろな種類があること、特徴や面の意味するところなどを実物を見せてもらいながら、教えてもらいました。
初めて知ったことばかりで、興味深く、小鼓などはなかなか音が出せなくてむずかしかったけれど、とても楽しい体験でした。
最後に講師の先生達による舞囃子「羽衣」の実演を見せていただきました。
日本の伝統文化の奥深さと、継承していくことの大切さを感じました。
充実した2時間でした。
先生方、ありがとうございました。