青森明の星高等学校文芸部は
8月18日(金)~8月20日(日)に行われた第18回全国高校生短歌大会(短歌甲子園2023)で、初の団体戦全国優勝を果たしました。同大会への出場は2年連続で、2回目の挑戦で全国制覇を果たしました。
優勝メンバーは
1年 船橋 拓実
2年 豊川 夏蓮
2年 棟方 悠月
(2年 黒瀧 晶)
です。
19日(土)、1次リーグでは、高崎商科大学付属高校(群馬県)を3-0、鹿屋高校(鹿児島県)を2-1で下し、2勝で決勝トーナメント進出。
20日(日)、決勝トーナメント。その場で出された題を20分で詠み込む「題詠」が行われました。
準々決勝は、結城第二高校(茨城県)と対戦し2-1で辛勝。
準決勝は敗者復活から勝ち上がってきた星野高校(埼玉県)との対戦でしたが、3-0の危なげない戦いで初の決勝進出へ。
決勝戦の対戦相手は、同じ県勢の青森県立八戸西高校(2021年度の優勝校)と行われ、同校を3-0で下し、見事に初の全国制覇を果たしました。
優勝を決めた決勝の短歌の題詠は
「呼(呼ぶ)」で、生徒の作品は以下の通りです。
船橋 拓実
何者にもなれない自分はまだ遠く
光の方へ
呼んでくれたね
豊川 夏蓮
呼吸の合う
あなたと叫ぶ街中で
きっとこの声窓がびびるな
棟方 悠月
いつだろう
呼応の副詞になったのは
私、君とはセットじゃないぞ