2019年9月27日(金)、高校一学年は青龍寺を訪ね、住職から講話をいただき、境内を拝観してくる研修を実施しました。
研修の目的は、第一に日本人の心の原点のひとつである仏教の思想の一端に触れること、第二に日本人としてのアイデンティティを再認識すると共に自らの心に向き合う体験をすること、第三に心の平安や落ち着きをどのようにして得るかを学ぶこととしました。
講話では、仏教社会・仏教文化が日本人の心を育て、集団性や礼儀正しさといった日本人像が形成されていったこと、仏教がもつ宗教観を心得て日常生活に向かうことの大切さなどについて拝聴できました。
五重塔や昭和大仏に圧倒され、日常とは違う特別な空間にいることで心が洗われるように感じられました。
今回の講話や体験を普段の生活に活かし、日本人としてのアイデンティティを捉えた上で、本校の教育に取り組んでいくことができれば、さらに視野を広げられるだろうと思える貴重な研修でした。