2021年3月1日(月)
高等学校卒業式が行われました。
今年度も新型コロナウイルス感染対策のため、規模を縮小して行われましたが、140名の卒業生は、男女とも自信と希望に満ち溢れた立派な姿でした。
在校生送辞では、総代の 普通科2年 久米田憲吾 さんが、
「卒業生の皆さんが、これから先の日本の未来を、世界の未来を担い、すべての人達が笑い合える世の中を作り上げていくことを私たちは心から応援しています。そして、私たちが次世代の明の星を代表する立場となった今、皆さんが築いてこられた伝統を受け継ぎ、皆さんに誇れるようなより良い明の星を作り上げていけるよう、これからの日々精進してまいります。」
とはなむけの言葉を送りました。
卒業生答辞では、総代の 普通科3年 鳴海有里子 さんが、
「今年は新型コロナの影響で高校総体や学校行事が中止となりましたが、悲しい思い出だけではなく、あたりまえだった日常に改めて感謝するとともに、大会や学校行事において、コロナ禍の中での最大限のものを用意してくださった方々への優しさに触れることのできた、大変貴重な時間だったと思います。将来生きていく上で今回のように思い通りにならないことや、くじけそうになることがあっても、あきらめずに努力し続け、誰からも応援されるような人になりたいと思います。」
と決意を述べていました。
卒業生退場では、誇らかに胸を張って巣立っていく3年生を、先生方が温かく見送っていました。
卒業生による華道の展示
たくさんの祝詞をいただきました。
ところで、皆さんは「卒業式の歌」をご存じでしょうか。
本校で卒業式にのみ披露される歌で、音楽コースと音楽部の弦楽器による伴奏が華を添えます。
巣立つ卒業生、
送り出す在校生、
これまで応援してきた教職員と保護者、
様々な思いが混ざり合い、卒業式で完成する、
「卒業式の歌」は、知る人ぞ知る”名曲”なのです。
今年度は、新型コロナ感染防止対策のため、歌うことはできませんでした。
そのため今回は、卒業式で歌うことができなかった「卒業式の歌」を、過去の映像を基に動画を作成しました。
卒業生の門出を一緒に祝福していただけると幸いです。
この歌詞の一節から、未来へ旅立つ皆さんに、次の言葉を贈ります。
”み光照らす わが行く手 あゆむわれらを 神こそ護れ”
卒業おめでとう!