青森明の星中学・高等学校は、1853年にカナダのケベック州でカトリック女子教育を目的に設立された「聖母被昇天修道会」が母体で、同修道会から日本に派遣された5人の修道女が青森市に到着した後、1937年に開校した青森技芸学院が本校創立の起源であります。そして、来る2017年(平成29年)は、高等学校創立80周年を迎える大きな節目の年となります。
本校は、カトリックのミッションスクールとして、キリスト教精神に基づく人間観、価値観及び倫理観の育成をとおした人間教育を校是としておりますが、学校設置者の「明の星学園」は飽く迄も学校法人であることから、本校が行っている教育は文部科学省が定める中学校並びに高等学校に示す学習指導要領に基づいて行われる公教育と何ら変わるものではありません。
ご存じのとおり、青森明の星は2015年度より中学校と高等学校が同時に男女共学校として新たなスタートを切ったわけですが、創立以来、これまで女子校として77年間の永きに亘って培われてきた確かな伝統・校風に共感していただくとともに、近年、顕著な成果を挙げている進学実績が高く評価され、共学実施後の新入生は、児童生徒の減少が続く中にあって、2期連続で大幅に増加しております。
また、2017年度は男女共学化3年目となり、中学・高校ともに全学年に男子生徒が揃う完全男女共学化が実現いたします。
今後とも、学校の教育活動全体を通じて『正しく、浄く、和やかに』の精神を大切にしながら、心豊かで逞しい、品格ある生徒の育成に努めて参ります。 |
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理事長 小野寺 和子 |
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校長 笹木 正信 |
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